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ブログ2014.11.25.(火)
自分の世界
11月21日@丸岡NYブランシェ。山内こうさん主催のボージョレ・ヌーボー解禁&アコースティックライブイベントが開催された。僕は夏にもここで歌わせてもらっているので、今回2回目。僕はライブハウスで歌うことが多いんだけど、アコースティック弾き語りはどこでもやれなきゃいけないと思っているので、こういうレストランなどで歌わせてもらうのもいい経験になる。
NYブランシェは、まだできて4年くらいのレストラン。店主ご夫婦も音楽好きで、こういった音楽イベントを今後もやっていきたいとのことだった。僕としても、音楽が溢れ音楽が身近に感じられる環境ができたらいいなと思っているので、何か力になれればいいと思う。僕が力になるということは、良い音楽を作り演奏することに他ならないのだけど。その場に合っているかはまた別の話として。
一番手は、道場明子。Well up the voicesという男女アコースティックデュオで歌っていたりするのだけど、ソロ活動もやりたいとのことで、最近ちょこちょこ一人の機会が増えている。前回NYで僕がやった時も一緒でした。自作曲も今回新たに作ってきて、着実に数を増やしていこうという感じ。僕の考えを開陳すると、カバー曲をやることがダメという訳ではないけど、やはり自分で曲を作ってやれる人が増えればいいなってのが本音。どんなに小さくても、自分の世界を持っていて、自分の表現ができる人がもっといてほしいと思う。彼女もそういう場所を持てたら、僕も嬉しい。
写真はないんだけど、僕の出番は道場さんの次の2番手でした。ありがとうございました。
3番手、藤本真紀。以前マロンの弾き語り祭の時に体調不良でキャンセルになってしまい、残念だったのと、彼女本人も不本意だっただろうということで、今回声をかけた。ま~、歌がうまいうまい。普段はオールディーズバンドの一員として歌っていたりするんだが、僕としてはソロ活動も増やして欲しいなと思っている。実力あるし。彼女もオリジナルがやれる人だし。カバーもやってて、素敵でした。観客も釘づけだった。
4番手、木下慎也。この日は会場に子供が何人かいたので、アニメソングのカバーも披露。彼の場合は、僕が彼と知り合って聴いた範囲で言うとカバー曲しかやらないのだが、そのギターテクニックと彼独自の味を持つ歌で聴かせられるのは本当にすごい。木下節ってやつがカバー曲でも感じられる。間もなく彼は家庭の事情で音楽活動をしばらくお休みするそうなので、ちょっと残念。
主催の山内こうさん。トリ。彼は去年マロンパラダイスのオープンマイクで知り合ったんですが、本当に僕を応援してくれていて、お世話になっている。そしてシンガーソングライターとしても、未だ旺盛な意欲を持って曲作りを続けている人で、僕ももっと曲を作らなくちゃな、って思わせられる人です。ベテランの味全開だった。パフォーマンスもものすごい自然体。
NYブランシェのライブは、食べ放題が何よりのお楽しみ。今回はボージョレ解禁ということで、出番終了後に僕もワインをいただいた。自重するつもりが、結局ボトル一本分くらいは飲んでしまった。今年の出来は、去年と同じくらいということです。去年飲んでないからよくわからんけど、飲みやすかったと思う。おかげで想定したよりも酒量が増えてしまった。
どこで歌っても通用するようになりたい。NYブランシェでもまた歌わせてもらえる機会があるだろう。次は、もっとこの場所ならではの歌を響かせられたらいいなと思う。もちろん、自分にしかできないやり方で。自分の世界を、みんなに聴いてもらうんだ。
ご来場の皆さんありがとうございました。