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ブログ2015.1.13.(火)
『裸の魂vol.1』一日目開催後記!
2015年1月10日、春江マロンパラダイス!『裸の魂vol.1』1日目が開催されました!この日は僕は出演しませんでしたが、受付スタッフとして参加。全10組、ボリュームたっぷりのライブでした。
木下慎也。福井でハイテクギター弾き語りと言えば必ず名前が挙がる人でしょう。実力者であり、トリをお願いできる実力はもちろんありますが、今回はトップバッターをお願いしました。トリ以上にそれにふさわしい資格がいるのが、トップバッターというポジションだと思っています。その日のイベントの流れをセットアップする役目、誰にでも任せられるものではないです。木下さんはカバーしかやらない(オリジナルも昔はやっていたらしいが、最近はやってないみたい)ですが、ボーカルが個性的なんで、みんな彼のオリジナルみたいに聴こえます。昨年ご結婚され、間もなく育児休業に入るということで、活動休止前のラストかも?って言ってました。彼が離脱するのは非常に痛いです!むう。
Baruta。バルータと読みます。片町のバーUTaのマスター、野坂祐樹氏のステージネーム。十八番の斉藤和義カバーとオリジナル曲で4曲を熱唱。彼の場合音楽に関わっている年季が違うというか、気持ちの入った歌、確かに観客の心を撃ち抜いてました。マロンパラダイスで演奏するのは初めてだそうで、マロン店長の平野さんとは旧知の間柄らしいですが、新鮮さを味わってもらえたようです。土曜日はUTaも営業日なので、出番が終わって間もなくそちらに向かわれました。残念。次回は日曜日の参加をお願いしたいな。
高田みどりさん。YUIのカバーを3曲ほど。実はギター自体は結構前に始めたらしいが、それほど人前で演奏した経験も多くないらしく、ご本人もいつまでも初心者から抜け出せない、というようなことを言ってましたね。実はこういう方多いんじゃないですかね。音楽が好きでギターを買って、家でちょろっと爪弾くとか、ちょろっと弾き語るくらいはするけれど。っていう人。勇気がいるかも知れないけど、ぜひ人前でライブをやってみて欲しいと思う。失敗して恥ずかしい思いや悔しい思いをするかも知れないけど、練習するモチベーションにもつながるし、ぜひ続けてほしいと思ってます。やらずに後悔するより、やって後悔するほうが1000倍くらいマシだと思います。拍手。
出番後、司会の松屋町筋(まっちゃまちすじ)の二人にインタビューを受ける高田さん。女性には実に積極的に絡む松屋町筋です。高田さんもドキドキの1日でしたね。
小野真彩。キュートな笑顔と歌声に、会場全体が癒されまくりでした。意外に渋い洋楽のカバーと、最後は何とオリジナル曲を披露。作ったはいいけど、恥ずかしくてなかなか人前でできなかったらしい。実はこういう人も多いんじゃないかと思う。このオリジナルがまた彼女らしくていいっていうか、今回の『裸の魂vol.1』1日目で一番評判になったのは間違いなく小野真彩だと思う。後の出演者も、「みんな女の子には優しいんだもんなぁ…」とぼやいてましたね。でも柔らかい真彩の雰囲気は、ニューヒロインの誕生を感じさせるに十分だったなと。もっとオリジナル曲を増やして、どんどんライブやって欲しいな。
現役高校生そんばりけっちゃ。芸名の由来を司会に聞かれていたが、「特にない」らしくて、会場全体がズッコケた。しかしながら今回はオリジナル曲を3曲作ってきて、披露してくれました。ライブ経験もそれほど多くない彼、もちろん曲作りも演奏もまだまだ課題は多いのかもしれないけど、曲を作って持ってきた、というだけでこの日彼が参加した意義があったのかなと思います。カバーがいけないわけではない。だけど、小さくてもいいから自分で創造した世界を持っている人が増えればいいなと思っています。僕は彼が曲を作って勇気を持って披露したという事実だけで、充分感動しました。あと彼としては、次の機会に一歩でも成長できていればいいんじゃないかと。
どら。押尾コータローや西山隆行などのハイテク系ギターインストが好きで、カバーを披露。彼女も人前で演奏することから遠ざかっており、今回は少々無理を言って引っ張り出す形になりました。でも目標ができてモチベーションが上がったのか、熱心に練習して、この日の前にも何回か人前で演奏する機会があったようです。僕なんかでもこういうギターインストやるほど腕前ないんで、挑戦するだけでもすごいなと思います。ギターはラリヴィーとメイトンの2本を持参していて、うらやましいと思いました。メイトンいいなー。くれんかなー。
山内こう。いつもお世話になっています。その活動姿勢と同じく、ライブもいつもマイペースで、凄いなと思います。以前マロンで『F1』があった際は交通事故で入院してしまい出演できませんでしたが、今回はリベンジに燃えていたそうです。入院中も曲を作る旺盛な創作意欲、見習い続けたいですよね。彼の歌は場を明るい雰囲気にします。今回も観客に手拍子を要求し、盛り上げていました。思えばこの『裸の魂』も、ヤマコーさんが昨年企画した『F1』がベースになっているんですよね。まだまだ福井の弾き語りを牽引していってほしいです。
山内伸(のぼる)。もう一人の山内さん。今回出順が山内続きになったのは偶然です。さてご本人もMCで言っていましたが、アラフィフというような年齢にして、精力的に活動している伸さんです。弾き語りも昨年、20年ぶりに再開したということです。昔は髪をツンツンに立ててパンクをやっていたのは密かな語り草となっています。司会の二人も「ロックを感じる」としきりにガヤガヤしておりました。オリジナル曲の雰囲気や、その歌の語り口は、何とも言えない味があるというか、結構病みつきになりそうな何かがありますね。今年はまだまだ聴きたい人です。
松井鉄兵。マロンパラダイス備え付けのアップライトピアノを弾き語りしたんですが、なんせステージ最奥の壁際にあるアップライトなんで、観客全員に背を向けての出演となりました。写真は出番終了後、背を向けたままインタビューを受ける松井くんです。風邪を引いていて声が出るかどうか不安だったらしいが、エンジェルボイスは心地よく響いてました。選曲のセンスもいつもながら意外なところとツボを突いたところが、こやつ確信犯的だな、と思わせるというか。ふんわりしているようで、何気に実は野心家なんじゃないかと思っています。オリジナル曲があるらしい。いつか聴きたい。ぜひ。
一日目トリの、チャカ(ザ☆バンジーズ)。当初予定していた竹内くんと坂くんがキャンセルになり、急遽代役でしかもトリをお願いしたんですが、まあまあ、さすがというか何と言うか。やはりチャカさんはすごいですね。福井のアコースティックアイドルは伊達じゃない。そんじょそこらとは地力が違います。切ない歌声が、否応なしに心に届きます。朴訥とした中にもユーモアがあって、そこらへんが人を惹きつけるんでしょうね。僕はチャカさんには、こういう場にどんどん出ていって、アコースティックの良さ、歌の良さを伝道して欲しいと思ってるんです。福井での活動歴も長いですし、僕ではできないことをできる方だと思う。けどマイペースなチャカさんのこと、あまり望みすぎるのもアレかなと思いつつ、折にふれて出てきていただこうと画策してます。お疲れ様でした。
一日目から大ボリュームの『裸の魂vol.1』。司会の松屋町筋のトークに出演者イジりも冴え渡ってました。確かに長いが、それ以上に面白かった!弾き語りだけだと飽きる?いやいや、まだまだやれます。二日目もこうご期待!!
二日目は、1月17日(土)@マロンパラダイスで17時半スタート!松並哲也はトップバッターです!
LIVE INFO
■1月17日(土)@春江マロンパラダイス
『裸の魂vol.2 DAY2』
-出演-
松並哲也
たいら(メガホンズ)
みのりfrom東京
古室小唄郎
YURIE(ぱずる)
能勢愛子
honey(Northern Lights)from石川
藤本真紀
kN(かなっぺ)
ヤマモモ抽出物
開場/開演 17時00分/17時30分
一般2000円/高校生以下1500円(ともに1ドリンクつき)
※一日目の半券をお持ちの方は、通し料金で入場できます。
充実のフードメニュー!
総合司会:松屋町筋(まっちゃまちすじ)