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2015.1.26.(月)

何回でも始める

 これは昨夜の話。最新ニュース。

 福井CHOPアコースティック。僕の、始まりの場所である。2013年の6月、僕は人生初めて独りでステージに立って歌った。すべてはここから始まった。今日もまた、何か始まるのだろう。最近、思う。始まり続けることこそが、大切なんじゃないかと。走り出し続けること。だって、終わりは、よくわからないもの。

 この日は、当初8組の予定だったが、急遽欠員が出て、7組になった。それでも結構な大ボリューム。こうやって、アコースティックのソロばかり立て続けに聴かされると、飽きるとふつう思うでしょう。でも最近わかったんですよ。それは違うと。イベントの流れや、演者の力量によって飽きも感じさせない日も、確かにある。アコースティックだから飽きるとか眠くなるとか、それは思い込みや、怠慢なんです。眠いのはね、言ってみればそのライブハウスが眠い音作りしかできてないし、その演者が眠いパフォーマンスしてるからなんですよね。だって僕、バンドのイベントでも眠い日は眠いもん。いくら爆音だろうが、退屈したら寝れますよ。ソロもバンドも関係ないよ。

 で、始まったこの日です。1番手、コバヤシユカ(Ary’s)。人生生まれて初めての弾き語り。ドキドキのステージだったみたいだが、意外に堂々としており、声もしっかり出ている。何と言うか、勝負強さというか、そういうものを感じた。人生2回目の弾き語りも決まっている。勝負はそこかな。僕も、人生2回目の弾き語りはボロボロだったしな。笑

 ふるのじゅん(富山)。The太閤山Landersというバンドのギターボーカルをやっているそうで、初対面。曲もパフォーマンスもしっかりしていて、エレアコのプラグを抜き客席を練り歩きながら歌うなど、目立ってた。富山とも交流を活発にしたいなー。彼とは打ち上げで色々話ができました。彼が懸け橋になってくれるといいな。

 道場明子。バンドをやったり、男女デュオをやったりしているが、最近ソロを頑張っている。自作曲も披露して、トークも饒舌。お客さんも多いし。この日はちょっとしたスターみたいになってたな。

 徳蔵 .com。カバーとオリジナルを織り交ぜて、しゃがれ気味の声でロックンロールやソウルを伝える。マロンパラダイスで知り合って、ウタモクに誘い、今回はCHOPアコースティックに誘った。金沢から来てくれた。MCでも言ってたけど、身体に病気を抱えての音楽活動。同じような立場の人を僕も知っているが、そういう人たちに希望と勇気を与えることができるのは彼のような人なんじゃないかなと。

 納庄智大。初対面だったんだけど、楽器弾き語りではなく、まさかの自作曲のカラオケ歌唱。福井出身だが、最近まで東京で音楽活動をしていて、今はいったん福井に戻っているが、また東京に出る予定だということ。あまり福井ではこういうソロシンガーは多くないし、活動の場も少ない。僕はどんな表現でも受け入れられる環境が福井にあればいいと思うし、いろんな奴がいていいと思う。活躍を祈る。

 あずみ(Ary’s)。同じバンドのギター(コバヤシユカ)が出ていたので、彼女も手を挙げて出演。クラシック音楽に深く影響されているところが彼女のピアノの特徴かな。ポップスから始めた人とはそこがやっぱり違うね。カバーやピアノソロを交えてのセットリスト。僕はもっと彼女のオリジナルが聴きたいね。

 1組欠員が出たので、急遽飛び入りで出演が決まった高橋隆造。最近何かと色々頑張ってます。2曲だけのステージだったが、かえって皆の印象に残ったのではないだろうか。椅子に座っていたのが、最近は立ってやるようになったようで、僕はこっちの方がいいと思ったな。座ってギターの弾き語りしてる人、立ってみたらどうだい?

 トリは僕でした。何か感じてくれました?感じてくれたなら、それがすべてですよ。それでオッケー。そういうライブをするつもりでやってますから。以上です。

 打ち上げは、安定の福亭へ。色々思ったことがある一日でした。

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