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ブログ2015.5.7.(木)
弾かず語り 第三夜へのいざない(長文傾向)
詩の朗読会『弾かず語り』も、はや3回目。月に一回開催していこうかと思っています。今回も、前回に引き続き福井市松本のCafe S-Gardenの2階フリースペースでやります。
見てて面白いのが、最初は観覧のみで来ていたお客さんも、「自分もちょっとやらせてほしい」だとか、「次回は自分も参加します」という風に、加わってくることがあって、やっぱり何だろう、あの場に来るような人はそもそも、そういう詩心みたいなものを最初から持っている、または最初は持っていた人なんじゃないかと思うんです。別に積極的に人を集めているようなイベントでもないし、やはりそれでも来る人ってのは、そういうアンテナをそもそも持ってるんじゃないかと。
子供のころはみんな持っていた、いや正確に言うと、詩の世界で生きていた、と思うんです。それが大人になって学校に行ったり働き始めたりすると、段々詩を失ってしまうんです。失うというより、僕の感覚では「渇いてしまう」んです。
この『弾かず語り』に参加した人たちは、また僕の感覚で僭越ですが、皆さんうるおいを取り戻して帰って行くような気がしてます。何かきっと戻ってくるんです。人によっては一瞬ではあると思うんですが。僕たちは、日々それほど死んだ言葉を吐き続けて生きているんじゃないか。人は世界を論理で認識します。それは長い時間をかけてできた一種のプログラムのようなものだと感じています。詩の感覚はその世界においてはバグのようなものです。うわぁっ!ってなりません?生きてて。笑
でも実はそのバグが、人間と世界とを、宇宙とを、(ユニバーサルに)結びつける、いや隙間に浸透し補完するものなのだと思ってます。人が世界や、宇宙との真のつながりを取り戻せるのは詩によってのみです。(私見ですが) もちろん世界や宇宙というのは物理のお話ではないことを最初に断わっておきますが。
ご案内では参加は原則10名まで、となっておりますが、今回は来たら来ただけ皆さんに読んでもらおうかと思っております。もちろん、観るだけの方も大歓迎ですので、どうぞお気軽に。参加費は500円、飲食物の持ち込みも自由です。持ちよったお菓子などをご自由に食べながら、楽しんでいただければ幸いです!
しかしアレですね、上の文章を読むとスピリチュアルな何かへの勧誘文みたいなんですけど。笑 まあそういう風に捉えてもいいんじゃないでしょうか。
大まかなルールはこちら。
【弾かず語りルール】
■始める前にくじ引きで順番を決める。
■制限時間5分。手元のテーブルに、見やすいストップウォッチを置いておきます。その5分は、どう使っても自由です。5分使って一つの詩を読んだり、1分で終わってもOK。俳句や短歌を一つだけ詠む、とかでも可能。制限時間も厳密過ぎず大体ですが、長くなり過ぎないようにだけ注意。
■おおよそ詩と呼べそうなものなら、形式は自由です。自作の詩でも、既存の詩でもいいです。定型詩(決まった型があるもの/韻律詩、短歌、俳句含む)、自由詩(決まった型がないもの/散文詩、自由律俳句含む)、歌の歌詞、サラリーマン川柳など。
■『弾かず語り』なので、楽器の使用はご遠慮ください。BGMを使うのはOKとします。(CDを流しながらとか)
■マイクとスピーカーを用意します。使うか使わないかも自由です。←スピーカー壊れました!笑 持ってる人いたら持ってきてもいいです!
■順番が1周したら、2周…と続きます。
会場Cafe S-Gardenの駐車場はかなりわかりにくいです。近隣のコインパーキングなどを利用した方がいいかもです。
S-Garden
それでは皆さんのお気軽なご参加、お待ちしております!