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2015.11.2.(月)

米子の夜~山陰ツアー1日目~

 もういつの話だかわかりゃしないくらいだが、書かずにはおれないブログ道なり。

 9月に3DAYSで行ってきた山陰ツアーのお話。

 この話が来たのはもう7月も終わりくらいだったように記憶している。発端は福井で弾き語りなどの活動をしている道場明子からだった。彼女が弾き語り仲間で山陰ツアーに行かないかと言う。というのは彼女は大学時代を山陰で過ごしており、かの地は第二の故郷と呼べる土地で、音楽仲間も多い。なので僕らを山陰に連れていきたいし、仲間たちにも会わせたいのだと。

 僕は僕で、2014年のツアーで島根の門脇大樹と知り合って山陰の話を聞いていたので、その時は行くことができなかったが、今回はタイミングも良さそうだし、参加することにしたのだ。

 9月18(金)~9月20日(日)の3連続ライブ。丁度おりしもシルバーウィークなる連休期間である。メンバーは道場明子を筆頭にヤマモモ抽出物、高橋隆造、そして僕。ヤマモモ抽出物は都合上、土日のみの参加で現地で合流することに。

 という訳で車で北陸道~舞若道~中国道~米子道と走りに走って山陰へ。

 日本海から、日本海へ。

 そして初日の舞台は米子に到着。昼過ぎくらいだった。

 会場の米子AZTiC Laughsと同じビルにある、ロックなカフェバーに。ロックなおじさん店主が出てきたが、道場さんの知り合いだった。彼女はとても顔が広い。僕はカレーを食す。

 ツアー先の街では、一人で散歩するのが恒例になっている。という訳で米子の街をぶらぶら。ライブハウスのすぐ横にあった古い電車の車両。

 商店街にあった古本屋。米子の古書店だけあって、水木しげるの関係本が充実していた(値は結構張る)が、それ以外にめぼしいものはなし。古本屋は店主の趣味がモロに反映されるし、そのキャラクターも結構興味を引くところだ。

 米子駅。ブルージーな空気が駅周辺から出ている。

 裏路地にあった、個人がやっている喫茶店。コーヒーを一杯飲んで、店主の女性に店の名の由来を聞いたりする。

 西日が、遠く離れたこの街を照らし、僕はいつもの場所に立っているような気がした。

 ライブハウスに戻ってリハーサルを終えると、後は本番を待つばかり。

 この日は僕は一番手。ツアー先で一番手というのも珍しいが、場を温めるつもりでがんばりました。

 2番手わかめさん。

 道場明子

 高橋隆造

 筆島将太さん。地元の実力者。

 本番を終えて物販コーナーに座っていると、肩を叩く人が。振り向いてみると、島根の門脇大樹くん!県境を越えて会いに来てくれた。めちゃ嬉しかったね。2014年にツアーイベントで知り合い、九州では行動を共にした仲間です。今回の山陰ツアーは、彼の口利きによるブッキングもあったし、本当にお世話になった。島根での彼の人気はすごいと言うが、彼の人柄あってのもの。

 翌日から隠岐の島にライブしに行くということで門脇くんは帰らなければならず、あまりゆっくりは話せなかったが、再会を約束し、我々は打ち上げをしに米子の呑み屋街へ。

 米子の呑み屋街「朝日町」は、場末の雰囲気がよく、それでいてそこそこ賑わいもあり、良い感じ。福井の片町ともまたちょっと違う、そんな感じ。道場さんの古なじみの居酒屋へ行き、おいしい食べ物にお酒を堪能。もつ鍋が特に絶品で翌日へ続くのであった。

 米子の夜は静かに更けていった。

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