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2015.11.3.(火)

神々のおひざもと~山陰ツアー3日目~

 鳥取のライブを終え、すぐに出雲に出発した一行。米子まで来れば翌日は楽だろうということで、米子で寝る場所を探すことに。僕以外の3人はマンが喫茶へ、僕はそこの駐車場で安定の車中泊。9月も後半で、朝晩はちょっと涼しいが、車の中は快適だ。ミスター車中泊の面目躍如。

 朝目覚めると、7時くらい。やはり車中泊は熟睡できるものではない。が、早朝の空気が気持ちよいのでよしとする。気分は大事だ。

 目覚ましにシャッキリしたいので、充電が切れそうなスマホで調べて向かった先はここ。

 皆生温泉。温泉宿が建ち並ぶ。朝風呂をやっているところが何軒かあって、そのうちのひとつにピットイン。浴場の窓からは海も見える。海はいい。


 他の三人が寝ている間の、たった一人の贅沢。

 温泉から戻ると三人と合流。米子から出雲へ向かう。約50キロほど。移動も楽だ。鳥取から島根に入ると、大きな湖が。宍道湖(しんじこ)だ。ここの夕陽もきれいなんだそうだ。

 この日のステージは出雲APOLLO。以前参加した仁義なき戦いツアーでは来れなかった、しかしいずれ必ず来たいと思っていたライブハウスだ。名物店長スッスーさんという人がいて、フェスなども開催したり、頑張っている。島根はアコースティックも非常に盛んだということだ。

 ライブハウス入り前に来たのはここ。やはり出雲に来たからにはどうしても寄らなければならない。

 折からのシルバーウィークということもあって、すごい混雑。縁結びの社としても有名な出雲大社、若い女の子の姿も目立つ。人の書いた絵馬を物色する僕とヤマモモ。拝礼の作法を気にする道場さん。ちなみに僕は拝礼の作法などは割とどうでもいい人である。

 ライブハウスに戻ると、スッスーさんと再会。ゆるキャラみたいな愛嬌があるが、ライブハウスにかける愛情は本物だ。話していると刺激になる。

 リハーサルを終え、本番を待つばかり。

 ライブがはじまった。

 



 僕はMCでカレーの話をした。が、カレーがよく食べられているのは鳥取の方だった。福井もよくどこかと一緒にされるマイナー県だけど、山陰2県もそうなんだろうなと思うと、もっと山陰のことを知りたくなったよ。共演の皆さんもそれぞれファンがいるようで、そういった人たちに福井陣のライブを観てもらえたのは本当にありがたいことでした。


 打ち上げは山陰にある居酒屋チェーン。まあスッスーさんよく飲む、よく食う。色々話ができたが、途中で泥酔状態に。彼の身体が心配だが、このくらい体当たりのライブハウスマンも最近減ってきていると思う。高橋隆造は死亡。隆造は俺と地方に来ると必ず死ぬ。クセになっているね!

 打ち上げがはけた後は、道場さんの旧友の家に泊めてもらえることに。これがまた犬神家か!というような旧家で、すばらしいおうちでした。朝起きたら、隆造が蘇生していた。よかったな。

 今回の山陰ツアーを主導した道場さん、そして現地のスタッフ・共演者の皆さん、山陰の観客の皆さん、ありがとうございました。

 また来ます。

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