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ブログ2015.11.2.(月)
町から町へ~北陸行事始め
いやはや、これは10月の話。自分の結婚関係のバタバタのため、しばらくライブをお休みしていた僕(とは言ってもそれほどでもないが)。
久々のライブは、初めての富山。ふるのじゅんくんに声をかけてもらって出演が決定。場所は高岡駅に最近できたらしい駅ビルの、地下イベントスペース。
福井ではそこそこ顔を覚えてもらえるくらいになった僕だが、石川や富山ではほぼ無名。何とか行き来を活発にできればと思っていた矢先。富山の空気がどのようなものか、感じられるだけは感じたいと思い僕は車を高岡に向けて飛ばした。
地下のイベントスペースだけでなく、街中カフェやライブハウス、いたるところでライブが開催されるサーキットイベント『そこたらじゅうライブ』そこたらじゅうってのは富山の言葉かな。
こんな感じの場所。駅の地下通路の一角がこんな風になっている。照明や音響、大画面モニターなどはiPad制御らしく、申し分ない環境。
僕は正午過ぎくらいから歌わせてもらった。やはり僕のことを知っている人はほとんどいないし、目の前の座席には人はまばらだったが、道行く人が何人も途中で足を止めて聴き入ってくれている姿を見て、「お、通じる通じる」と思ったものだ。今後の富山でのアクションが重要なところだ。
以前、と言っても相当前だが、福井駅前の音楽イベントで一緒だった石川の橙(だいだい)くん。久しぶりに観た。また福井に呼びたいなと思っている。
自分の出番が終わった後は街のそこかしこでライブを観つつ、街を散策。路面電車が走っていたり、福井と似たところもある。両方に言えるのは、「街が歳をとっている」ということかな。人も疎らで、街に活気が感じられない。でもこれも福井にも言えることなんだけど、そんなところでも何かやろうとしている人間はいるってこと。そして、それは実を結ぶに違いないってこと。まあある種希望を込めてですが。自分もやろうとしていることだし。
高岡の街には、いたるところに銅像がある。歴史もあるし、きっと文化は底の方で立派に鎮座しているに違いない。
高岡大仏。「日本3大大仏」と書いてある。ほお。高岡の人の銅像好きはこの大仏に端を発しているのかも知れないな。
そうそう、この日は空がとても青くてきれいだった。冬の寒い時期や、燃えるような夏の時期にも訪れてみたい。大仏も富山の人々も、また違った顔を見せてくれるに違いない。
今は誰も知らないだろうけど。待っていてくれ、富山。また来ます。