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2016.3.14.(月)

近況2016

 半ば架空の存在と化していたブログ『遠くのひかり』。かれこれ3ヶ月以上開いてすらいないと記憶しているが、久々に開いてみると、書いてないにもかかわらず、ある一定数の訪問者がいるようだ。何と奇特な方々だろう、と思うのと同じくして、やはり気にしてくれる方々がいる以上はぼちぼちでも書いていこう、と思い直し、地球よりも重い両腕を上げてキーボードに向かうこと早1時間。ブログの書き方、いや日本語の文法を思い出すことから2016年の投稿は始まるわけです。

 このブログを書いてない期間、まあまあそこそこいろいろあった。「人生においてターニングポイントとなるような重大な事案がありました!!」と、まあ書けないこともないし言えないこともない、ドラマチックに仕立てれば平凡な毎日も荒波に翻弄される小舟の主人の如く、いかようにでも表現することはできるのかも知れないが、大抵はありふれた毎日であって。でも書くに値しないようなことはなくて、平凡な毎日が有り難く、かけがえのないことは気づいていて、だからこそ書くことで白々しくなってしまうような気もしたりして。アスファルトの隙間に咲く一輪の野花のことだとかね。

 でもなぜこうして再び億劫ながらもパソコンの画面に向かってパチパチとタイピングすることになったかというと、きっかけは最近買った万年筆だったりする。万年筆というものに昔から憧れがあったわけですが、「紙に筆記用具で文字を書く」という行為から離れつつある現代人のご多分に漏れず、僕もまた文字を書かずにいた。それが先日文房具屋を訪れた時に、安い入門用の万年筆を買った。じゃあ何度も何度も挑戦してその度に苦い挫折感を味わわされてきた「日記をつける」という例のやつをまたやってみようじゃないかということで、ツバメノートも一冊買った。それで続くかどうかは知らないがサラサラカリカリと日記を書き始めた。万年筆で何日か分の日記を書いたところで、「紙にインクを乗せる」という万年筆特有の感覚を理解し始め、「日記を書くことは、なかなか良いものだ」と感嘆する。(←大抵はこの後に挫折を味わう)

 しかしながら感じるのは「ノートに万年筆で文字を書き付ける」ということと「PC画面に向かってキーボードを打って文字を入力する」ということの思考様式の違い・・・いやこういう話は長くなるしどうでもいいからそろそろやめるけど、とりあえず日々の記録をつけることで気づくこともあるし、第一忘れたくないことも多いわけで、そろそろ重い腰と両腕を上げて、更新を待っているごく少数の、、、いやいないかも知れないけど、そういう人たちに向けて、そしてまだ僕を知らない人たちに向けて、また更新をしていこうと思います。(←大抵はこの後に挫折を味わう)

撮影:高橋隆造

 さてまずは簡単に近況をば。弾き語り人生初のワンマンライブを開催しました。超満員御礼!福井ノーサイドが破裂しそうになってた。本人が一番驚かされた。まさかあんなに来てくれるとは思ってなかったから。

 いつもとちょっと違うノーサイド、赤い絨毯なんか敷いちゃって。ノーサイドの皆さん、駆けつけてくれた皆さん、来たいけど来れなかった人ももちろんいるし、遠方の同志たち、僕の家族。色んな人に立たせてもらってるステージだなと、本当にそう思った。誰に頼まれて始めたわけでもない。自分で立ってそこにいる。そうかも知れないけど、ここに至るには本当に多くの人の後押し、応援があった。集大成?いつも集大成であることは間違いない。そしてこれは始まりであるということを、強く意識した。ワンマンライブをやれるくらいじゃないと、全国の猛者たちと戦っていけないという風には思っていた。でも終わってみて感じたのは達成感とかそんなんより遙かに強いスタート感。僕は気づいてしまった、スタートラインにすら立ってなかったことに。というか、スタートラインに立てたと思う日は来るんですかねえ??やれやれ。皆さん、重ね重ね本当にありがとうございました。

 ワンマンライブの翌日もライブ、金沢メロメロポッチ。今村つばささんの企画にお声かけ頂きました。個性豊かな集まりだったね。福井からも応援に駆けつけてくれた人がいて、嬉しかった。写真は大阪から来た稲田一馬。とある共通の知人がいることがわかって、含み笑いを禁じ得ない。つながるね。そしてまた会えるさ。こういう勘はほぼ外れたことがない。

 久々急遽の『UTaMOKU』出演も。ここでも良い出会いがあった。ドアを開け街に出てみたら、何かしら出会いがあるかも知れないよ。写真はUTaに就職が決まりそうな高橋隆造。彼の人生も狂い始めたようで、結構結構。カカカ。今まで何人かの人生を狂わせるきっかけを作ってきましたが、責任は取りません。悪しからず。

 色んな所に遊びにもいく。福井の弾き語り系イベントが増えている。しかもどこへ行っても結構お客さんがいて、演者のレベルも上がってきている。写真は鯖江市河和田で行われているイベント。音響を使わずリアルアンプラグドが売りのライブ。僕も1月に出させてもらったけど、すごく楽しかったよ。写真は、こう&のぼるの山内ブラザーズ。

 中学生ぶりに聖飢魔Ⅱにハマりだした。カラオケでもほぼ聖飢魔Ⅱしか歌わない。やはり幼少期~思春期くらいに聴いていた音楽がその人の大体の構成要素になっているね。再認識したし、昔を思い出す。その音楽を聴いていた当時、自分がどんな心境だったかとか、そうそう、人は忘れてしまうから。僕は思い出したい、いろんな気持ちや、いろんな人や物事を。


 長いこと使ってきたギターもリフレッシュ。特殊な仕様なんですが、未だに悩んでいる。うーむ

竜巳くん、いつもありがとう。

 縄文人の気持ちになって土器を作った。写真は「土器焼き」の模様。割れずにうまく焼けたようだ。音楽だけやっていると、了見が狭くなるよ。音楽に力を与えるのは、音楽以外の何かなんだと思うよ。土器が音楽に力を与えるとは思えないが…でも精神を集中して無心で何かをやるというのは悪いことじゃないよ。単純に、何かのため、と思わなくても楽しいことしたい。

 三国に新しくできたラーメン屋を贔屓にしている。まだグランドオープン前のお試し開店期間らしいんだけど、ラーメンに対する情熱を感じるお店。化学調味料も一切使っていない。美味い。

 

とまあ、僕の2016年はこんな感じで始まるのです。疲れたので唐突に終わるけど。

 あけましておめでとうございます。皆さま今年もよろしくお願いします。

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