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ブログ2016.3.28.(月)
名古屋へ
東名甲信越ツアー初日。今回のツアーは、鈍行列車の旅。青春18切符の時期である。僕は朝早くから、三国港を出た。まずは福井駅へ。
福井駅の駅そば。僕は駅の立ち食いそばが好きである。その土地その土地でそばの出汁も麺の感じも違っていて、違いが面白い。という話をどこかの落語家もしていた気がするな。「時そば」のマクラに。
そばを食べた後はJRに乗っていざ出発。一路名古屋へ。
地元から名古屋まで鈍行を乗り継いで、約5時間半。景色を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたり、僕は鈍行列車の旅でも結構退屈しない。最近では詩の朗読会をやっているお陰か、紙とペンさえあれば、詩を書いたりもできる。この名古屋行の電車の中でも詩を書いた。それが良いか悪いかは別として!
そうこう色々やっているうちに、名古屋に到着。この日は福井の水咲加奈企画@新栄SiX-DOG。名古屋駅で乗り換えて、JR千種駅で降りた。市内のオフィス区といったところだ。
この日の企画は、水咲加奈がここしばらく活動していた名古屋を離れ福井に戻ってくるということで、そのラストを飾るもの。そして『名古屋vs福井』というタイトルどおり、名古屋と福井からそれぞれ5組ずつが出演するという、一種のバトルイベントである。まあバトルイベントを冠していなくても、すべての対バンライブが己の存在を賭けたバトルであることには違いはないけれど。
初めてのライブハウス、新栄SiX-DOG。店長さんもまだ若い。出演記念にポラロイドを撮ってもらえるということで、遠慮なく。聖○魔○風味。最近またハマッている。
ライブが始まった。名古屋の「海のクジラと沈むクジラ」から始まり、僕の出番は2番目。福井勢のトップを務めさせてもらった。初めての地、名古屋。でもステージ上から見る限り、通じる、通じる。福井からも応援に駆けつけてくれた人が何人もいて、まるでホームのようにリラックスして演奏できた。ありがとう。
出番終了後も続々登場。何せこの日は総勢10組の出演者。盛りだくさんである。しかし名古屋勢、ほとんどがプロを目指していたりプロとしての進路が決まっていたりする人ばかりで、非常にレベルが高い。あと、若い。これが福井などの田舎と都市部の違いというか。福井は進学などで出てってしまう人が多いから、地元に残って音楽を続けている人は年齢層が高くなる。
我々福井勢は、水咲加奈をはじめ、よしだゆうすけ(旧ヤマモモ抽出物)、チャカ、松波哲也、藤本まきという布陣。このメンバーで名古屋に来られて嬉しい。福井の個性と、風を名古屋の方々にも感じてもらえたのでは?
それぞれの熱のこもった演奏が続き、
トリの水咲加奈。集中力高い演奏で、イベントを締めた。
僕のライブに関しても良い反応がもらえ、素直に嬉しかったし、福井から一番近い大都市として名古屋でのライブは定期的にできるようになれたら、とも思った。名古屋では久々にサクラショック!の面々とも会えて嬉しかったなあ。
ライブの後は福井勢で打ち上げに。先に旅立った藤本まきは不在だったけど、おいしいお酒が飲めました。よしだ&水咲と別れた後はチャカさんと名古屋駅近くまで歩く。この人と名古屋を歩いているのが不思議だ。しかも結構楽しかったりする。途中でラーメンなんか食べたりして。
そして名古屋駅近くの漫画喫茶にチェックイン。福井での再会を約束し、それぞれのブースへ向かうのだった。
翌朝も早い。僕はすぐに眠った。