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2016.9.29.(木)

断崖喫茶店

東尋坊の断崖に一番近い喫茶店、「ダウンビート」が始める新企画。『it’s time』

「時間だ」「時は来た」と題されたこのライブ。店主の石森久雄さんは、アコースティックソウルユニット「eika&石森久雄」他、様々な場所でギターを弾く名手だが、このダウンビート、開店40年を経て、意外にもライブ企画というのは初だという。「ジャズ喫茶」を謳っているくらいだから、今まで数々のライブが行われて来たんだろうな、というこちらのイメージとは裏腹に、本人曰くまさに「手探り」でのスタートらしかった。

店構えも味。この日は正面の大きな窓ガラスもピカピカに磨かれていた。何でもお店自体は40年の歴史があるらしい。そんな長い歴史で初めてのライブ企画に出演できることは、光栄以外の何物でもないなあ。

始まる前から続々とお客さんが入ってくる。久雄さんの人柄に惚れてお店にやって来る人たちだ。外は外で雨がちながら、人通りが遅くまで結構ある。そう、ここ東尋坊は昨今流行の『ポケモンGO』の聖地的なスポットらしいのだ。

 

ライブスタート。1番手は「サチ」さん、何を隠そう彼女もカフェの店主。最近はジワジワと他のライブにも出演するようになった。カバーの選曲に彼女の音楽の歴史が感じられる。

 

2番手は「つきあかり」

ゆるやかで有機的な雰囲気を醸し出す。僕の同級生とレゲエを中心としたユニット「三國アップセッターズ」でも歌っている。三国で近年毎年開催されている『あいのわ』というイベントを主催している。今年は僕も行ったけど、素敵なイベントだったな。

 

3番手は僕。リハーサルで聴いた山田さんの生アコギの音が良すぎて、この日は僕も生アコギでいくことに。実は生アコギでライブするの2回目とかそんなんじゃないかな。やっぱりエレアコは生アコギの音には逆立ちしたって敵いません。気持ちよく終了。

 

4番手は山田治久。福井弾き語りの中では、1番付き合いが長い一人である。とは言っても僕が弾き語り活動を福井で始めてからまだ3年と少ししか経っていないんだなあ。写真はMCでカウンターの中の久雄さんにばかり話しかける山田さん。ライブの方は相変わらずの山田節。福井に現存するアコースティックギターで一番良いサウンドを持っているのが、写真のマーチン。山田さんの形見として、絶対もらいたいギターだ。(←何てことを)

 

何はともあれ、大盛況のうちに第一回を終了した『it’s time』

これから不定期ながら回を重ねていきたいと言う久雄さん。

 

三国へおいでよ。

 

 

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